作品撮りで、自分の写真表現をレベルアップさせたいと考えていませんか。
カメラを始めて間もない方にとって、作品撮りへの第一歩は少し戸惑うかもしれません。
今回は、作品撮りとは何か、その目的やメリット、具体的な進め方などを解説します。
ポートレートとの違いについても触れ、スムーズに作品撮りへ取り組めるようサポートします。
初めて作品撮りをする方にも分かりやすく、実践的な内容となっていますので、ぜひ最後までお読みください。
目次
作品撮りとは何か？その目的と意義を解説
作品撮りの定義とポートレートとの違い
作品撮りとは、主にフリーのカメラマンが自身の作品集（ポートフォリオ）やコンテスト応募、個展出品などを目的として撮影する写真のことです。
一方、ポートレートは人物をメインに撮影した写真全般を指し、モデル写真や宣材写真なども含まれます。
作品撮りは、カメラマン自身の表現や世界観を伝えることを第一の目的としており、ポートレートは依頼主のニーズに応える側面が強いため、明確な違いがあります。
作品撮りは、ポートレートの中でも特に芸術性や独自性を追求した作品と言えるでしょう。
作品撮りをする目的
作品撮りの目的は、自身の表現力向上、技術向上、そして作品集作成による顧客獲得やアピールです。
撮影を通して得られた経験や技術は、今後の撮影活動に大きく役立ちます。
また、完成した作品はポートフォリオとして活用でき、自分のスキルを客観的に評価したり、クライアントに自身の能力をアピールする際に役立ちます。
さらに、写真コンテストへの応募や個展開催といった目標設定にも繋がります。
作品撮りのメリット
作品撮りを通して得られるメリットは多岐に渡ります。
まず、自分の好きなテーマやスタイルで自由に撮影できるため、表現者としての喜びや充実感を得られます。
また、撮影技術の向上はもちろんのこと、モデルとのコミュニケーション能力や、撮影場所の選定、撮影計画の立案など、様々なスキルを磨くことができます。
さらに、完成した作品は自身の成長を記録するだけでなく、将来の仕事獲得にも繋がる貴重な資産となります。
作品撮りの進め方：準備から撮影そして公開まで
撮影テーマの選定とコンセプトの明確化
まず、撮影のテーマを決めましょう。
例えば「森の中で迷子になった少女」「未来都市の風景」など、具体的なイメージを持つことが重要です。
テーマが決まったら、それを表現するためのコンセプトを明確にしましょう。
コンセプトは、写真の雰囲気、色調、モデルの衣装やヘアメイク、撮影場所など、あらゆる要素に影響します。
Pinterestなどのツールを活用して、イメージを膨らませるのも効果的です。
モデルや撮影場所の手配
テーマとコンセプトが決まったら、それに合ったモデルや撮影場所を手配します。
モデルはSNSなどで探すこともできますが、モデル事務所に依頼するのも良い方法です。
撮影場所の選定は、テーマやコンセプトに合致するだけでなく、交通の便や撮影許可の有無なども考慮する必要があります。
事前に下見を行い、光の状態や背景を確認しましょう。
モデルとの露出等の確認も忘れずに行いましょう。
撮影当日までの準備と確認事項
撮影前には、機材の確認、衣装や小物の準備、モデルとの最終打ち合わせなど、細かな準備が不可欠です。
撮影当日の天候や時間なども確認し、万が一の事態に備えましょう。
モデルとのコミュニケーションを円滑に進めるためにも、事前にしっかりとイメージを共有しておくことが重要です。
当日は、撮影に集中できるよう、準備万端で臨みましょう。
撮影後の画像編集と公開方法
撮影後、撮影した写真は現像・レタッチを行います。
写真の仕上がりは、撮影技術だけでなく、編集技術にも大きく左右されます。
適切な現像・レタッチを通して、より魅力的な作品に仕上げましょう。
完成した作品は、ポートフォリオサイトやSNS、写真共有サイトなどに公開することで、多くの人に見てもらうことができます。
公開する際には、著作権や肖像権に配慮しましょう。
Ryuki Design STUDIO【Cスタジオ】
ゴシックな廃墟化したお屋敷をイメージした撮影スタジオです。
重厚感のあるアンティーク調家具や小物、本格的な内装が特徴。
天板を外した高さのある天井には、ゴージャスなシャンデリアを3個取り付けております。
もちろん自然光も取り込めますので、様々な表情で撮影が可能です。
◎アクセス
Cスタジオ
〒540-0005 大阪府大阪市中央区上町1-20-5 和広ビル2階
まとめ
今回は、作品撮りとは何か、その目的、メリット、そして具体的な進め方について解説しました。
作品撮りは、自身の表現力を高め、技術を向上させるための貴重な機会です。
準備段階から撮影、公開まで、それぞれのステップを丁寧に踏むことで、より充実した作品作りが可能になります。
この記事が、読者の皆様の作品撮りへの挑戦を後押しできれば幸いです。
自分の世界観を表現し、素晴らしい作品を創造してください。
そして、自身の成長を楽しみながら、写真家としての道を歩んでいきましょう。
