ストロボを使った撮影は、光を自在に操ることで表現の幅を大きく広げます。
特に、カメラから離してストロボを配置する「オフカメラ撮影」は、よりクリエイティブなライティングを実現する上で欠かせません。
しかし、ストロボを意図した位置に固定し、さらにアンブレラなどのアクセサリーを取り付けるには、専用の機材が役立ちます。
その中でも、ストロボの設置とライティングの可能性を両立させる「アンブレラホルダー」は、オフカメラ撮影をよりスムーズかつ効果的に行うための重要なアイテムと言えるでしょう。
目次
アンブレラホルダーとは何か
ストロボを固定する機材
アンブレラホルダーは、主にクリップオンストロボなどのストロボ本体を固定するための機材です。
ストロボをカメラに直接取り付けるのではなく、単体で設置する際に、そのストロボをしっかりと支える役割を担います。
これにより、ストロボを様々な場所に配置できるようになります。
オフカメラ撮影を補助する
この機材の主な用途は、カメラから離れた場所でストロボを使用する「オフカメラ撮影」を補助することにあります。
ストロボをオフカメラで使うことで、被写体への光の当たり方を細かくコントロールし、立体感のある表現や、意図した雰囲気のあるライティングを作り出すことが可能になります。
アンブレラホルダーは、そのオフカメラストロボを効果的に活用するための土台となるのです。
アンブレラホルダーの使い方を解説
アンブレラホルダーは、ストロボをセットし、そのストロボにアンブレラやその他のライティングアクセサリーを取り付けるために使用します。
これにより、ストロボの光を拡散させたり、特定の方向に向けたりすることが可能になり、撮影したいイメージに合わせたライティングを構築する第一歩となります。
このホルダーを介して、ストロボはより多様なライティングツールと連携できるようになるのです。
アンブレラホルダーはどのように使うのか
ライトスタンドへ固定して活用
アンブレラホルダーは、撮影現場で一般的に使用されるライトスタンドに装着して活用するのが最も一般的です。
ライトスタンドの先端にあるシュー(ネジ山)にアンブレラホルダーを取り付け、ストロボをセットします。
これにより、床置きすることなく、安定した状態でストロボを所定の高さや角度に設置することが可能になります。
また、製品によっては三脚に取り付けるためのネジ穴が備わっているため、三脚と組み合わせて使用することもできます。
脱落防止策で安全に使う
屋外など、振動や傾きが発生しやすい環境でアンブレラホルダーを使用する際には、ストロボの脱落に注意が必要です。
ストロボとホルダーの固定部分が滑りやすい材質の場合、緩みが生じてストロボが落下するリスクがあります。
これを防ぐために、ストロボが直接触れるホルダー側のコールドシュー部分などにビニールテープを貼って摩擦を高める方法が有効です。
テープを貼ることで滑りにくくなり、大切な機材を安全に保つことができます。
この対策は、どのタイプのホルダーでも応用できます。
H型やB型など種類ごとの特徴
アンブレラホルダーには、材質や構造によっていくつかの種類があります。
例えば、H型と呼ばれるものは、比較的しっかりとした作りで剛性が高い傾向にあり、材質も鉄製やアルミ製などがあります。
鉄製は重量がありますが耐久性に優れ、アルミ製は比較的軽量ながらも十分な強度を持つものが見られます。
一方、B型と呼ばれるタイプは、本体が樹脂製でストロボ装着部がアルミ製といった組み合わせが多く、軽量であることが特徴です。
40インチ(直径約80cm)以上の大型アンブレラを使用しない限り、多くの場面で問題なく使用できるでしょう。
中には、ストロボを3台同時に装着できるトリプルブラケットのような特殊なタイプも存在します。
それぞれの特徴を理解し、使用するストロボやアンブレラのサイズ、持ち運びやすさなどを考慮して選ぶことが大切です。




