撮影現場で機材の配置を工夫することは、作品のクオリティを大きく左右します。
特に、照明やレフ板といった光をコントロールする機材を意図した位置に固定するには、汎用性の高いスタンドが不可欠です。
数あるスタンドの中でも、そのユニークな構造と高い自由度から、プロフェッショナルに愛用されているのがcスタンド(センチュリースタンド)です。
今回は、このcスタンドの基本から、現場での具体的な使い方までを解説します。
目次
cスタンドとは
ライトスタンドの一種
cスタンドは、撮影現場で広く利用されるライトスタンドの一種です。
従来のライトスタンドが持つ機能を踏襲しつつ、さらに応用範囲を広げた設計がされています。
特徴的な3本の足
cスタンドの最大の特徴は、その独特な形状をした3本の足です。
これらの足は、それぞれ異なる長さを持っており、L字型のように配置されています。
この構造により、限られたスペースでも安定した設置が可能になります。
グリップヘッドとアームで多様な設置
cスタンドは、単体で使用するだけでなく、「グリップヘッド」や「アーム」といった専用のアクセサリーと組み合わせることで、その真価を発揮します。
グリップヘッドでスタンド本体に固定したアームの角度や位置を自由に調整できるため、照明機材やディフューザーなどを、従来型のスタンドでは難しかった様々な場所に設置できます。
cスタンドの使い方
照明やディフューザーを設置
cスタンドの最も一般的な使い方は、照明機材を設置することです。
カメラマンの頭上や、被写体に対して横方向など、自由な位置にライトを配置することで、狙い通りのライティングを作り出すことができます。
また、照明だけでなく、トレーシングペーパーやアートレなどのディフューザーを、アームを使って大きな面で設置することも可能です。
安全な設置手順
安全にcスタンドを使用するためには、正しい設置手順が重要です。
まず、3本の足をしっかりと広げ、本体が安定することを確認します。
次に、必要に応じて高さを調整します。
その後、グリップヘッドをスタンド先端に装着し、アームをグリップヘッドに取り付けます。
アームを伸ばす際は、スタンドの最も長い足と平行になるように設置すると、重心が安定しやすくなります。
転倒防止策の実施
cスタンドは比較的重量がありますが、それでも転倒のリスクはゼロではありません。
特に、アームを伸ばして機材を設置する際には、十分な注意が必要です。
転倒防止策として、スタンドの足に「ウェイト」と呼ばれる重りを設置することが推奨されます。
ウェイトは、スタンドが傾きそうな方向とは反対側に、地面に設置することで、テコの原理を利用して安定性を高めます。
まとめ
cスタンドは、その特徴的な3本の足と、グリップヘッドやアームとの組み合わせによる高い自由度で、撮影現場におけるライティングや機材設置の可能性を大きく広げる機材です。
照明やディフューザーを狙った位置に正確に設置できるだけでなく、安全な設置手順と転倒防止策を講じることで、よりクリエイティブな撮影環境を実現できます。
その多様な使い方を理解し、適切に活用することで、写真や映像の表現の幅がさらに広がるでしょう。




